Cellwatchバッテリー監視システム
バッテリー監視の重要性
多くのITファシリティは万一の電源障害のために、無停電電源装置(UPS)を中心とした
電源保護設備を導入されております。
しかし、UPSばかりに目がいって、電源をバックアップする肝心なバッテリーには
それほど注目されていないのが事実で、大きな落とし穴となっています。
バッテリーは突然劣化します。
あらゆるタイプのバッテリーにおいてある日突然抵抗値が上昇する事があり、電源障害の共通原因の1つです。
バッテリーの不良や劣化は目視では確認できないため気付かれる事なく、その機能を失う可能性があります。
不良となったバッテリーが1つでもあると、バッテリー全体の出力電圧は 0Vとなり、
万一の停電発生時に電源がバックアップされません。
早期発見、早期対応
抵抗値が上昇し始めてからそのバッテリーが完全に不良になるまでわずか
2~4週間程度のため、数カ月おきの電圧・抵抗値測定では対応できません。
そういった事態に備えるには、最低でも週間ベースでの監視が必要となります。
早期に発見された不良バッテリーのみを交換する事により、
バッテリーシステム全体への悪影響を防ぐと同時に、コスト削減にもつながります。
不良発生事例
ある日を境に突然、抵抗値が上昇し、電圧が低下しているのが分かります。
バッテリー監視システムにより早期に発見され、そのバッテリーのみを交換して解決に至りました。
特 長
バッテリー監視専用ソフト(日英中言語対応-ご相談下さい)で、全体の把握や個々の詳細の状況まで簡単に確認することができます。
監視及びグラフ化できる項目は、内部抵抗値・ストリング電圧/電流・バッテリー単体電圧/温度・リップル電圧・バッテリー室の温度・放電電圧/電流です。また、監視項目のアラーム簡易表示、バッテリー熱暴走アラーム、Eメールによる通報(別途Eメールサーバーが必要)、BMSとの連携が可能です(一部対応不可。インターフェースについてはご相談下さい)。
基本システム構成
IntelliBattバッテリー監視システム
弊社は2015年12月末を持ちましてIntellibattバッテリーモニタリングシステムの販売を終了いたしました。
後継システムとしまして Cellwatchバッテリーモニタリングシステム の販売を行っております。
システム概要
IntelliBatt の高性能バッテリーモニタリングシステム(BMS) は、バッテリー性能に関する詳細データを連続して確実に収集し、コスト効率がよく、設置が容易です。 IntelliBatt BMS は、IB ノードおよびIB コントローラの2 つのコンポーネントで構成され、また、操作に正確なデータを提供して、以下をはじめとするバッテリーの健康状態を測定します。
● 電圧
● 各バッテリーの温度
● 停電
● リップル電流
● インピーダンス
● 周囲温度
● フロート電流
● リップル電圧
IntelliBatt のBノードは、各バッテリーの健康状態をモニターするバッテリー自動報告またはBAR システムに位置付けて、バッテリーステータスの目視確認を提供します。緑= 良好、黄= 傾き、赤= 保守が必要、を表わしています。
IntelliBatt B ノード
独創的であり、特許権を有するIB ノード設計 (B ノード) は、2 個の電源/試験リード線を接続するだけですぐに使えるユニットです。CANbus 通信リンクは、簡単なCAT5 「クリックするだけで使える」方法を提供して、すべてのB ノードユニットがIB コントローラと通信できるようにします。Bノードは個別に、あるいは連続して機能することができます。IB コントローラはスペースをほとんど使用しないように設計されており、費用のかかるコンジットを必要としません。バッテリーキャビネットの内部や上部、あるいはバッテリーラックの枠内に直接取り付けられるほどの大きさです。
B ノードをスタンドアロンユニットとして接続する場合、シングルバッテリーの性能を将来において歴史的解析するために、電圧、抵抗、温度、その他のデータ点を収集、保存し始めます (例:エンジン始動、海洋、航空、実用用途)。
B ノードを直列に接続する場合、各装置は各バッテリーに直列につながれます。接続すると、B ノードに電源が入り、接続しているバッテリーを自己識別し(例:1列120 個のバッテリーにおけるバッテリー8) 、IB コントローラがさらなる指令を割り当てるまで、待機モードのままでいます。すべてのB ノードはイーサネットケーブルを使用するCANbus リンクに接続されます。イジーチェーンタイプ設定に各B ノードを一緒に単純接続することで、IBコントローラへの (シリーズの最初または最後のB ノードのいずれかによる) ハードウェア設置が完了します。
設置コンポーネント
B ノード
CANbus リンクケーブル
IB コントローラ
IB コントローラは、B ノードシリーズの先頭に位置します。B ノードと自主的または集合的に通信する能力があります。ユーザが任意に定義可能な設定メニューを用いて、各データ点を試験時間に互いに独立して設定することができます。IB ノードコントローラは、予定日時にデータを送信するか、るいは設定完了後にいつでも確実にポーリングすることができます。
正面
レポートはウェブベース
IntelliBatt ハードウェアコンポーネントの埋め込みと は、離れた所からウェブベースの報告および人に関す る解析を遂行する能力で、姉妹会社Data Power Monitoring が特許権を得ているBAR システムによっ て電力供給されます。BAR は、各バッテリーおよびモニタリングシステムの健康状態をモニターします。各 施設のバッテリー列のバッテリーを毎日ポーリングし ます。無条件でサポートし、故障する可能性のあるバ ッテリーの動向を事前に通知するバッテリー専門家から 成るIntelliBatt チームより称賛されていることから、 操作は100%のアップタイムを確信します。BAR に含ま れるのは、各ユニットの履歴および交換記録に至るまでのバッテリーシステムの完全なアセット管理で、これはIntelliBatt にバッテリーアセット運用期間を最 大収益率まで延長することを可能にします。
地図に描かれたロケーションアイコンまたは「アラームサマリ」をクリックすると、特定のサイトの詳細を表示して、そのサイトの各バッテリー列に関するアラームログの要約を確認します。
バッテリーの健康状態および性能を要約した週間詳細サマリ報告を表示します。